後輩との接し方
時に助けになり、時に足手まといになる後輩ちゃん。全員が全員有能ではないし、それぞれが人間なので自分の思うように動いてくれないこともあるかと思います。そんな後輩ちゃんたちとはどのように接していけばよいのでしょうか。ちょっと自分なりに考えてみました。
後輩ちゃんも一人の人間
まず第一として後輩ちゃんも人間なので、敬意をもって接することが第一だと思っています。これは誰に対してもですね。実験のうまい下手にかかわらず、一人間して丁寧に接することで信頼関係が生まれてくるのではないかなぁ。
初めて何かするときは一緒に。
後輩指導って言葉あるかと思いますが、先輩と後輩だったらもちろん後輩に教えることが多くなるかと思います。教え方は人それぞれだと思いますが、私なりの指導方法をここで書いていければいいかなと思います。実験にしろ雑用にしろ、初めては一緒にやりましょう。2回目はプロトコールを見ながら自分でやってもらう、あくまでサポートとしての立ち位置にいるのがいいのかなぁと思っています。後輩ちゃんに教えるときにはメモを取らせましょう。動画でもいいです。わからないところがあったら最初は丁寧に教えてあげる。同じことを2回目に聞かれたら、原理原則から考えさせてみる(この「思い出す」ってことが大事だと思います)。こんな感じで指導したら後輩ちゃんはどんどん自立していきました(さみしいですね...)
大体一人で様々なことができてきたら、今度は周りを見るよう教えてみます。例えば培地がないとか、ごみ箱がいっぱいとか。始めは先輩に言われてから動くものですけど、自分で気づいて動くようになってくるかと思います。動けないのであれば、誘ってみる。「なあ一緒に培地作らん?」これだけでも大丈夫です。作ってる途中に「培地なくなりそうになったら自分で作って」っていうだけです。ちょっと最初は大変かもしれませんが、一人で何か雑務をする際には、後輩を誘って一緒にやるといいかもしれないです。これを何度かすれば、雑務が必要な「タイミング」がわかってくるのかな。
逆に後輩ちゃんは、先輩に愛想よくしておくと、いろいろなこと教えてもらいやすいと思いますよ。やっぱり後輩って大事にしたいって思いますし、なにより頑張ってる後輩ちゃんを見ているとこちらも活力をもらえますし、教えがいがあります。