学部生なら授業、院生なら実験優先
なんとなく私はこんな風に感じています。というのも、学部生にはまず卒業という大きな課題があるので、それを解決しないことには満足に実験できません。それとこれありがちなんですが、授業すっぽかして先輩に実験教えてもらっていたりすると先輩が怒られます。なので後輩ちゃんは授業にかぶらないように実験してね(あと指導教員が怒られるパターンもあるから)。
一方で大学院生は実験優先でいいと思っています。なんでかっていうと大学院の授業ってそこまで重要かといわれるとそうではないんですよね(GPAが奨学金にかかわってきているとかはさておき)。大学院の本分は研究であることは指導教員たちもわかっているようで、途中で抜けたりしても特に文句言われないと思うのでジャンジャン実験したほうが得なんじゃないかなと思っています。
実験の待ち時間を授業に充てる
一番の安全策はこれなんじゃないかなと思っています。私がよくやる実験は待ち時間が多いのでそうしていました。例えばPCRかけてから授業に行く、オートクレーブかけてから授業に行く、これが一番安全です。授業終わってPCR終わっていればあとは電気泳動してバンド確認するだけなので、非常に効率がいいです。
それと、授業の時間って実験してなくていい時間なんですよね。なのでいつもゼミの準備したり、論文読んだり、そういった休憩の時間に充てることで何かしらの作業をしていました。実験ばかりだとごちゃごちゃになってしまうので、頭をリフレッシュさせるためにも授業は出ましょう。
先取授業は取っておくべき(学部生向け)
推薦入学などで大学院への進学が確定している学部生は大学院の授業を先取りできるみたいな制度、ありますよね。これできる限り先取りしておいた方がいいです。院生になるとわかるんですが、実験するうえで大学院の授業ってガチで邪魔です。本来一日で終わるはずの実験が終わらなかったりして進捗悪くなるので本当に早めにとっておいた方がいいです。
あとこれ大事なんですが、卒業にかかわる授業の方が大事なのでそこ忘れないでね。